マイルールの策定

小難しいテクニカルの論理を学ぶ前に気づくことがあると思います。為替を始めて1月経つと特定の時間に大きく値動きする。また 特定の時間に逆方向へ転換するということ。発表された経済指標がかなり良い結果または悪い結果だったとしてもまるで無反応だったり、逆にそれほど予想値と変わらないのに大きく動いたりしてしまい乗り遅れた事を後悔したりします。ポディションの置き方一つで大きな利益にも悲惨な大損益にもなりますので値動きの特徴と自分の得意パターンを身に着ける。または自分の不得意な部分を認識してクソポディション減らすことで安定して利益を生み出す方法を検証してみましょう。

テクニカルよりも欲と恐怖が先に来る

 

これまで数年に及ぶ円高ドル安が続きそれが国の金融政策の変化による市場流通貨幣量の変化や投資により大きく流れが変化されます。これらは毎日の経済ニュースを確認することでこれからの長期的値動きを予測することはできますが、FXや株で稼ぐことを目的にする人にはそんな数ヶ月先、数年先の話などよりも今日・明日の確かな動きを知りたいと思っているはずです。

現在もそうですが日本円とスイスフランは世界的にも安全通貨としての価値が高い通貨です。さらに世界的な債権に投資する場合、日本やスイスの低金利を利用してそこで担保設定して借り出した低金利資金を高金利の発展途上国や新興国の債権や国債に投資することでかなり有利な金融展開ができます。日本国籍で日本に住んで資産を持っているだけでも相当恵まれていたりします。
例えば2015年10月現在 日本で2000万円を銀行から不動産担保フリーロンで借り出した場合 年利はおよそ3%だとします。これをブラジル国債年利10.0%をレアル建てで10年保持した場合 為替差益を考慮しなければ
為替手数料で1レアル当たり1円分を手数料とすると円→レアルで1レアル当たり31円としたら預け資金は30/31となるので
金利差益 20,000,000 ÷  31 ×  30/31  ×  110%  ×  5年  =  967,741 レアル
これをレアル→円にするとき手数料1%の手数料が取られるとすると
967,741  ×  99%  = 958,063 レアル 円に直すと 958063  ÷  31  =  29,699,971円ですので 2000万円の借り入れ金利3%×5年分は300万円ですので 29,699,971 – 3,000,000  =  26,699,971円となりますので 実質金利となると 5年で6,699,971円の利益は金利でいうと約6.69%ということになります。まあ理屈だって説明するため記述が面倒なものになりましたが 解かりやすくするためです。

為替変動のリスクは勿論ありますが それがプラスになるのかマイナスになるのかは解かりませんから。現在は円安ですがレアル安でもあり円も緩和でかつて程の安全通貨の価値は無くなりました。5年後損か得かは5分5分ですかね。

FXでは誰もが利益を目論見 損失を避けたいと思うものですが値が動くにはそれなりに理由がなければあり得ません。値動きの最も大きな作用となるのが恐怖ですが。特にサブプライムローン問題の時の下げは異常でした ドル円で1日に10円下落したとも言われています。そうなるとポンド円は20円以上下落したことでしょう。皆が次々積み上がったポディションを決済していくので連鎖して逆決済となり大きく値を下げることになります。

一方 欲で動く場合はジリジリとした動きになります。アベノミクスが一段落して後 2015年からまだ僅かながら残っている上値余地を求めてポディションが積み上がっていても大きなきっかけがないので下がらないけど上らないという現象が頻発してます。このような場合スピーディーな値動きが無いのでついつい諦めて極小な利益で決済してしまいがちですが損失が一定の値を超えない限り放置できる我慢強さが必要です。そういう私も我慢できないタイプですが・・・・

通貨の特徴を知る

 

オーストラリア、ニュージーランド、トルコリラなどは金利が高いのですが金利を高く設定する背景は高くせざるを得ないからです。国内の経済が弱いので他国から資本を呼び込まなければ衰退を招いてしまうからです。つまり自国内の資本だけでは現状の経済を維持するのがやっとということ、資本家にとっては余剰資産の投資先になります。ですので世界のどこかで何らかの大きな問題が発生したらば真っ先に売られる通貨となります。反対に安全通貨となるのが日本円、スイスフランとなります。最近の景気回復でアメリカドルは安全通貨でもあり投資通貨となりました。これから先しばらくの間は困ったときはアメリカドルを買うことが間違えないでしょう。
唯一の基軸通貨アメリカドルが上昇しても下降しても ポンド円 ユーロ円 オーストラリアドル円等のクロス円が常にそれに影響を受けて下落、上昇しますがアメリカドル円以上に大きく下げる 大きく上げる時がままあります。特に大きく下げる時は顕著でそれは対USドルでも当該 ポンド ユーロ オーストラリアドルが売られておりアメリカドル円でも売られるのでダブルで下げ効果が現れるからです。だからクロス円なのです。
ですので チャートを表示する際は常に目当てにしているペア通貨を表示する場合USドル円は絶対に表示させながら対ドルの当該ペア通貨は最低でも2つのチャートは並べて表示しないと取り引きするのは無理です。例えば AUD/JPYで取引するならば USD/JPY, AUD/USD, AUD/JPYの3画面が必要ということです。ですのでAUD/USD, NZD/USD, のチャートが表示できないFX会社のシステムは不備と言ってもいいです。さらにEUR/AUD,GBP/AUDこの2つのペア通貨は動きが大きいのでできればこのペア通貨が表示でき取引ができるFX会社を選択しましょう。

勢いのある値動きで効率よく利益を得る

 

大きく値が動く時間帯は世界各地の証券所が始まる時間帯と終る時間帯前後15分の30分間です。その中でも
Ⅰ中国市場が始まる10:20分の15分前9:55から15分後10:35分にかけて
Ⅱ日本時間の終了の15:00前後14:45分から15:15分にかけて
Ⅲロシア・中東時間の始まり15:30分前後15:15から15:45分にかけて
Ⅳ欧州時間の始まる16:00前後15:45分から16:30分にかけて
Ⅴ米国時間の始まる22:30前後22:15分から22:14分にかけて
Ⅵ欧州時間の終る0:00前23:45から0:15分にかけて

上記5つの時間帯は勢いが強いので必ず順ポディションを持って流れに乗りましょう。間違ってもこの時間帯で逆ポディションを持ってはいけません。日中の高値 安値からどんなに離れていてもです。またⅢ Ⅳあたりの値動きは複雑です。14:00~15:45までは一辺倒の方向で動くことが多く15:45~16:00まではそれとは逆に動きます。16:00~19:00までは大体 同一の方向に動くことが多いです。

また取引時間によって取引の主力の通貨が代わります。当然 日本時間は円です。欧州時間はユーロとポンドです。そして全時間帯通して米ドルが取引の主力となります。日本でFXを行うときはどうしてもクロス円に目がいきがちですが取引対象でなければクロス円は他通貨の影響で動きますので複雑な動きになってしまい難しくなります。そんな時はEUR/USD GBP/AUD AUD/USD USD/CHFなどドルストレートを各ペア通貨を確認してみましょう。もっと単純に一方向に動いているペア通貨があるものです。

大きく分けると値動きは3タイプのみ。複雑と思うのは狭い目先の利益だけを取ろうとするから

第1パターン リスクオン

日本円 スイスフランなどの安全通貨が大きく売られ AUD,NZDの資源国通貨が大きく買われ他通貨のドルストレートでもUSDに対して買われる。

ペア通貨特徴
USD/JPY堅調
EUR/JPY高騰
GBP/JPY堅調
EUR/USD堅調
GBP/USD堅調
AUD/USD堅調
NZD/USD堅調
EUR/AUD時価による
GBP/AUD時価による
第2パターン USドル独歩高

米ドルのみ買われ USD/JPYも上昇するが 他通貨のドルストレートが米ドルに対して売られるのでクロス円が複雑な動きになる。

ペア通貨特徴
USD/JPY堅調
EUR/JPY軟調
GBP/JPY膠着
EUR/USD軟調
GBP/USD軟調
AUD/USD軟調
NZD/USD軟調
EUR/AUD膠着又は軟調
GBP/AUD膠着又は軟調
第3パターン リスクオフ

日本円 スイスフランなどの安全通貨が大きく買われ AUD,NZDの資源国通貨が主要通貨に対して大きく売られる。

ペア通貨特徴
USD/JPY軟調
EUR/JPY軟調
GBP/JPY暴落
EUR/USD暴落
GBP/USD軟調
AUD/USD軟調
NZD/USD軟調
EUR/AUD堅調
GBP/AUD堅調

市況を鑑み利益確定・損失確定を予め決め ポディションの取り方を状況によって考えて配置する。

 

成行でポディションを取るのはなるべく避けて 指値設定で売買値と利確も損確も予め設定しましょう。そうなると売買の仕方は必然的にIFOの設定が多くなりますが 経済指標の発表にあわせて仕掛ける場合 結構 直前まで忘れていることが多いこととどの程度サプライズがあるかも解かりませんので IFDで仕掛けることをお勧めします。OCOで仕掛ける人もいますがそれは大きな失敗を招きますので、IFDを予想される方向と反対側に仕掛けましょう。そのIFDの決済は値がどれだけ動くか未知数ですがサプライズの方向ですから40pips程で入れておきましょう。尚 決済をストップの損失確定で設定してはいけません。大きな経済指標発表時はスプレッドが異常に広がりますので20 30pips広がるのは当たり前ですので指値ヒットと同時に損失決済になってしまいますから。できれば発表後直5分後あたりで一旦決済するのがベストです。
反発したらチャートを見ながらさらにサプライズ方向に追い討ちをかけるべきだと思います。
そして一般的にはストップ買い ストップ売りの順張りを標準スタイルにしてさらに自信がある方向と逆方向に動いた場合に備えて逆張りの指値を指標発表直前の値の最低60pips離れた位置にIFOで設定するのが良いと思います。
ただし 例外としてFOMCやECBやRBAなどの各国 中央銀国の議事録発表時には初心者は絶対 手を出してはいけません。必ず損害蒙ると思いますから。

勝ちやすい市場でなければやらない

 

特に世界経済・政治の中心で米国の経済政策発表深夜にある当日は値が動かないことが多いので下手にポディションを取ると思わぬ方向に持っていかれるので できるだけポディションは持たず指標や政策発表後値が動き出して暫くしてから売り買いすると上手くいくと思います。特に米国金利 政策発表後の1時間は凄く簡単に動くので通常よりも短時間で利益が出せます。また ロングとショートでチャートの見やすさが個人個人で得意・不得意があると思いますがロングの象徴 ダブルボトム ショートの象徴 ヘッドアンドショルダーはしっかりストップを置いて積極的にポディションを取るべきです。

教科書通りだけでは逆決済に利用されるだけ 実践で応用を身につける

 

ダブルトップ資料

ダブルボトム資料

 

自動売買システムだけで稼ぐのはほぼ不可能です

 

自分では全く利益を出せない テクニカル等を覚えるのが面倒だ 毎日画面を見る時間が無い このような理由で自動売買システムを利用しようと考えている人へ 悪いことは言わない すぐさま あなたはFXを辞めたほうが良いだろう。博打というか勝負ごと事態あなたは向いていない。FXで稼げるようになるには3~4年は最低でも険しい道を歩むことは必至ですから。いや10年かかることも大いにありますよ。まず失敗しないで成功することはないでしょう。つまり当初は資金が増えるどころか減ることのほうが圧倒的に多いはずです。
まして千差万別に状況が変化して動く市場で機械まかせで常に利益をもたらすのはほぼ 絶対無理ですよ。

 

 

大負けでようやく学んだテクニカル