クロス円はレンジ幅のあるユーロ円売買で稼げそう

<三菱UFJ銀行 週間為替予測 2月21日掲載>
●ドル円:円急落の背景とその持続性
予想レンジ 110.50~113.00円
ユーロ:ついに1.08を割り込む
予想レンジ 対ドル 1.0700~1.0900
予想レンジ 対円 119.50~122.00円
人民元:新型肺炎に関する報道で軟調推移が続く
予想レンジ 対ドル 6.9800~7.0700
予想レンジ 対円 15.70~16.10円

諸説ある円急落の背景
市場ではこうした円急落に関し、諸説が取り沙汰されている。例 えば、①新型肺炎を巡る円高を期待して先物市場で造成された円ロ ング(円の買い持ち)が取り崩されたという見方や、②日本企業の 直接投資(M&A)や日本の投資家の証券投資(外債や外国株)に絡 む円売りが活発化したとの見方だ。このほか、③対中依存度の高い日本の景気後退を見越した日本売りなども指摘されている。この内、 ①についてみると、投機筋の持ち高を示す代表的なシカゴ・マーカ ンタイル取引所(CME)の持ち高(非商業部門)では円ロングとは なっていない。従って、可能性としてあるのは②と③だろう。

事後的に確認可能。日本の景気失速は本来、円高要因

20200221三菱UFJ銀行資料1

この内、②であれば、事後的ではあるが来週 27 日に、2/16~2/22 の本邦勢の対外証券投資を確認できる。最近みられた買い越し額を 著しく上回る実績がみられれば、ドル円急騰が日本の投資家による 円売りであった可能性を強く示唆すると言える(第 3 図)。 ③について言えば、本来、日本の景気の減速や後退は、感覚とは 裏腹に円高をもたらす。これは、インフレ期待の低下が実質金利の 上昇と円高を招くからだ。実際、金融危機後に長期化した冴えない 景況感の中で、日本が超円高時代を経験したことと符合する。しか し、ここにきて日本は消費税引き上げやインバウンド消費の低迷、 世界経済の減速により内需、外需ともに落ち込むと懸念されている。 それを踏まえ、特に今年に入ってから、日本の株価の低迷ぶりが目 立っている(第 4 図)。これが、外国人投資家による日本株の見切 り売りを招き、(為替ヘッジ付きを除く部分で)実際の円売りにつ ながった面はあるかも知れない。こちらも同じく 2/27 の統計で確認 するほかないだろう。

来週の見通し ひとまず上値模索 押し目買いも入り易く
本邦では、直接投資や証券投資に絡む外貨建て配当金の円転需要 も見込まれるが、来週のドル円も今週の地合いを受け継いで、堅調 に推移しそうだ。来週 27 日のデータより、国内外投資家の動きを確 認する作業を要するが、昨年の高値 112.40 超えやその後のオーバー シュートも有り得よう。但し、先に指摘の通り、本来なら日本の景 気減速や株価への下押し圧力は、日本のインフレ期待の低下と実質 金利の上昇による円の押し上げ要因でもある。内外投資家のフロー が一巡した後で、ドル円が軟化する場面もみられるよう。もっとも、 本邦勢の対外投資意欲は当面、根強いとみられる。112 円台をみた 後だけに、110円台では割安感を以てドル円も買い支えられそうだ。

ユーロ 来週の見通し
上述した通り、新型コロナウイルス感染拡大の影響が域内景気マ インドに悪影響を与えた場合、ユーロ相場は軟調に推移しよう。堅 調な景気を維持する米国に資金が集まっており、ドル買い地合いが 継続していることから、ユーロドルは下値を模索する展開が想定さ れる。一方、ユーロ円は、円も相応に売られていることから、底堅 い推移を予想する。

人民元 来週の見通し

20200221三菱UFJ銀行資料2

今週の人民元相場も新型コロナウイルスに関する報道に振らされ る展開となった。感染者数増加率は鈍化傾向にあるものの、情勢は 引き続き予断を許さない。来週以降も、本件に関する情報に左右さ れる展開となろう。当面の市場の注目材料は、新型ウイルスの感染 拡大が中国景気や世界景気に与える影響に移っている。17 日には国 有資産監督管理委員会の高官が、国内の様々な産業への影響は主に 2 月に表れるとの見通しを示した。来週は重要経済指標等の発表は 予定されていないものの、既に中国は景気下支えのための政策対応 を進めている(第 1 表)。金融緩和を受けた人民元安も見込まれ、 人民元は軟調な推移となりそうだ。また、ウイルスの感染拡大によ る景気減速リスクが強く警戒されている中、先行き不透明感の高ま りも相場の下押し材料として意識されやすい。このため、人民元は 引き続き軟調推移が続くと見込んでいる。

20200221三菱UFJ銀行資料3

21日~23日 G20財務省中央銀行会議が開かれました 新型肺炎の影響を懸念するが 肝心の中国が欠席していますので意味が無いものとなってます。またIMFは22日のG20開幕直後、今年の世界経済の成長率予想を1月時点から0・1ポイント引き下げ、3・2%とした。肺炎拡大の影響で中国の成長率予想も0・4ポイント低い5・6%に下方修正した。

<ラジオ日経 ザ・マネー 2月21日放送>

<喜創産業チャンネル 2月21日放送>

このチャンネルでは現場の声がはっきり聞こえてきますので 今の日本の不景気度合いがはっきり確認できますのでありがたいです。アメリカだけはまで景気が良いですが日本は完全にリセッション=景気後退 入りしている という判断が正しいでしょう。

2月21日データ

20200221_3金曜日 ドル円は米国株安からズルズル下げています・・・中国の人民元対米ドル為替レートを若干下げていますので 今 中国は為替安で輸出で稼ぐしか方法が無くなってますので これ以上円が売られることも出なくなり始めそうですね。今週はとにかくクロス円は上げたら売りを繰り返す しかないですね。

ドル円は +2σが111.65 +1σが110.72円 TP21が109.78円です。テクニカルではドル円は売り判定になってますね。またUSD/TRYで売り判定になってますから・・・金曜日 米ドルが強く売られていますね。

USD/CHFが下げて EUR/AUDが上げているので米ドル売り 典型的なリスクオフ相場になってます。同じ範囲内で動くクロス円の動きで見ると相場を見誤ります 日本時間はこれから売り相場が濃厚になってきそうで 中国の官製相場の買いも限界でしょうから朝から売っていく戦略が吉かと思います。クロス円売りならば 豪ドル円が良いですが 買いも売りも動きの大きいユーロ円の売りが値幅が取れるでしょう。

ユーロ円は金曜日 上にあった一目均衡表の下の雲に突入したものの弾かれて戻されています。ユーロ円の上方向は+2σが121.46にあって この雲は121.52まで濃厚に上の抵抗が強いですから121.35近辺から上にあれば積極的に売りポディションを取ると 放っておいても利益になるでしょう (一応 ストップは121.65に設定しておく)下方向は+1σの120.76 と 一目均衡表の基準値120.65 と近似値であります。ここが目安になりますね。もしドル円が111.35周辺を下抜けていくと クロス円は総じて大きく下げるでしょう ユーロ円は120円前半までの下げまで売りの利益が取れそうです。

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